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2つの感情が交差する抽象的なグラフィックデザイン

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2つの感情が交差する抽象的なグラフィックについて

具体的に欠けるさまをあらわす「抽象」。デザインにおいてはあえて抽象的に表現する場も多々あります。抽象的に見せながら、2つの感情を交差させる不思議なデザインをご紹介しますので、ぜひご覧ください。

 

アイスが悲惨な姿に?それでもハッピーに感じるデザイン

2つの感情を交差させるデザイン作成例1

アイスクリームの持ち手であるべきコーンではなく、アイスクリームの方をグッとつかんでいる写真です。インパクトの強い構図ですが、やわらかで明るいカラーでまとめているため、なつかしくもポップな雰囲気に。肌の色も背景と同色になじませているため、不衛生な印象を与えません。トロトロと流れるアイスの質感や、バックカラーとは対象的なミントグリーンが目を惹きます。カラフルなアイスのデコレーションが散りばめられ、なんだか楽しげなようにも。アイスを間違って手にした悲惨な図でありながらも、ハッピーな要素を効果的に見せているデザインです。

 

悲しんでいいのか笑っていいのか迷うグラフィックデザイン


目を伏せた女性の顔には、2本の青々としたカラーが。女性の目からこぼれる涙を想像した方も多いのでは?モノクロの写真がとても悲しげな雰囲気に見せながらも、太くまっすぐに流れる涙はユニークにも。涙の色は澄み渡る青空でできているため、表情とは反してとっても晴れやかです。見ている方も悲しむべきか笑うべきか迷うところ。最小限の表現で、とても気になるデザインへと変えてしまっています。

 

ただ手を出しただけで恐怖を感じさせるデザイン

2つの感情を交差させるデザイン作成例3

四角い穴から手を出しているだけの、なんの感情も抱かないはずの写真ですが、ゾッとしてしまうのはなぜでしょうか?モノトーンでまとめられているだけでなく、四角い穴の上にある、丸い穴2つが、「目」に見えてしまうからかもしれません。得体の知れないものの顔を想像し、その口から手が出ているようすにも。まったく感情がつかめない真っ黒に見開いた目と、真っ黒な口。未知なるものにまるで食べられてしまった人を思い浮かべ、驚かせてしまうグラフィックデザインです。

 

決して具体的に意味を伝えてこない抽象的なデザイン。メッセージをストレートに伝えてこないぶん、見る人によってさまざまな感情が生まれてきそうです。どう捉えるべきか考えさせることにより、深い意味を持つデザインになるかもしれません。


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