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グラフィックデザインに関わることを色々

どこまでも後ろ向きに頑張る

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やりたいことだけやりたい

兎にも角にも、僕はあまり「自信」というものがありません。おそらく子供の頃に小さな成功体験を積み重ねて来なかったことが関係しているのかなと。それでも卑屈に育たなかったのは親の教育のお陰ですね。今も勝手に肩身を狭くしていることがあります。こんな実力で独立してすみません的な。あと、時々偉そうにコラムみたいなの書いてすみません。(※受けた仕事には妥協しません)

本当に皮肉じゃなくて、「世の中」なんて広い言葉を使わずとも、うちの事務所の近所にもたくさん素晴らしいデザイン会社さんがあるので、「みんなそこに頼めばすごく素敵になるよ」と思っています。もう、うちの界隈だけでも、「すごい!何一つ勝てない!」というデザイン会社やデザイナーさんは両手を使っても足りないくらい存在します。めちゃくちゃリスペクトしています。

もともとデザイナーになったのも、営業はやだなぁ(対人スキル無いから)という負の感情が無かったとは言えないし、実際独立した今もほとんど営業はしていません。(※でも、結局コミュニケーション能力はいる!間接的にしても。)

 

ただ、「やりたくないことをやらずに済むには、どうすればいいのか」という点においては、僕はとことん知恵を絞ります。割とみんな立ち向かうんですよね。そこも凄い。真似できない。

 

デザインセンスやアイデア(その他色々!)では勝てない。無理。と認めた上で、じゃあどうやってご飯を食べていくのか。

多くのデザイナーと繋がりのある広告代理店や印刷会社さんはとりあえず置いておいて(いくらでも代わりがいるだろうし)、僕は今までデザインを頼んだことがない人や、デザインに親しみをあまり持っていない人と独自に接点を作って仕事をしてみよう。と思い立ちました。誰もそっちを向いていなかったからです。競争率低いところの方がいいじゃないですか。

「デザインのこと知らない人と仕事すると大変でしょ?」と聞かれることもありますが、特に理不尽な目にあったことはありませんし、徹夜を強いられたこともありません。

そう、デザイン業界の悪しき(?)慣習を彼らは知らないのです。夜中にメールしたら心配してくれます。土日に出てデザインを仕上げたら、感謝の印にお菓子を送ってくれた会社もあります。直取引万歳。

 

独立したけど、険しい業界の山には登りたくない!牧歌的に暮らしたい!という後ろ向きなパワーは健在です。

逆にそれを実現するためには、いくらでもストイックになります。

 

それに、こんな僕でも「トミナガくんにデザイン頼みたいと思って〜」と来ていただける事があり、そんな時は本当に嬉しいです。デザインに対する高尚な精神性は持っていませんが、仕事人としてキッチリ仕事はさせていただきます。

 

なんだかんだ言って、グラフィックデザインは楽しい。

kasago
Design : TOMMY GRAPHICS

 

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